令和7年度臨時総代会を開催しました
令和7年度臨時総代会を令和7年5月29日(木)午後6時より、鹿角市山村開発センター視聴覚ホールにおいて開催されました。十和田地区総代の栁沢誠氏が議長に選任され、慎重審議の結果、提案された全6議案全て原案どおり可決されました。
当日は、鹿角市長 笹本真司 様、秋田県鹿角地域振興局農林部長 松橋文仁 様より来賓として総代会にご臨席いただき、祝辞を頂戴しました。
<出席者数>総代50名中、実出席26名、書面議決書16名、合計42名
【理事長あいさつ】(抜粋) 理事長 田口 裕
今年は農作業が遅れていて、まだまだ田植えの最盛期となっており大変お忙しい中出席頂きありがとうございます。連日テレビで米の問題、備蓄米の問題が出ており、米の価格に一喜一憂しています。農協関係から来年の概算金の発表をしていますが、非常に不安定な状況になっているなと思っています。この状況がどこまで続いてどうやって収束していくかが非常に不透明です。やはりこういう時には、取引先を含めて一喜一憂せず継続した先を見た取引をして行く事が大事であると思っています。
土地改良関係の国の予算ですが、食料安保で食料をしっかりとしたものにするための基盤を作っていくということで昨年度より増えました。特に秋田県は圃場整備事業については、秋田方式ということで県が嵩上げをしており、100%の補助で皆さんの工事負担がないようにやっています。現在県内では70カ所近くの圃場整備事業の計画があります。鹿角は今年から毛馬内北部が面工事に入りますが、あと4カ所が計画に上がっていますが、ほとんどの地区で同意が90%を超える所にきています。若手の担い手がコストを低くやれる圃場条件なり、環境整備をしていかないと、その地域や、経営者は厳しくなっていくというのが大方の見方です。特に我々の世代が個別にやってきた農業形態が今いっきに変わろうとしています。若くてやる気のある担い手に対して、やれる状況をどうやって作っていくか、今日は鹿角市や鹿角地域振興局の方々がみえていますが地域全体でどうやって取り組んでいくかという非常に大事な所にきています。今年の3月末で地域計画というのが各自治体から国の方へ上がっています。地域の農業を誰が、どういったものを作るかという計画があがっています。これはまだまだ精度が低いものと感じていますが、これを修正しながら皆さんと話を重ね鹿角をどうしていくかという作業が必要になってくると思います。どこにいってもこの先の10年が勝負だという話になっています。
もう一つ、鹿角の山間部では中々圃場整備が難しい所もあります。改良区管内のほとんどの地区が整備してから50年以上が経過して施設が古くなっています。春先に水路破損や、土砂崩れ等の工事の専決決裁を13件しており、対応年数が超過し補助事業関係の計画を立て取組んでいかないと改修出来なくなることが予想されます。
今日の総代会の議案にもありますが基盤整備絡みで新しく土地改良区に編入される地域が増えてきました。まだそれでも鹿角管内の農地に土地改良区が関係しているのは51%です。半分近くは、土地改良区が関われない地域です。これをなんとか地域全体に水の管理を含めて土地改良区が担っていかなければならないと強く思っています。これらのことを含めて今後事業を推進していかなければならないと考えております。
このあと農作業の一番忙しい時期ですがなんとか皆さん健康に留意しながら、今年もまたいい出来で秋がむかえられますよう今日の審議をよろしくお願いいたします。
【鹿角地域振興局農林部長あいさつ】
ただいまご紹介いただきました鹿角地域振興局の松橋と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。令和7年度臨時総代会にあたりまして、一言お祝い述べさせていただきます。
本日令和7年度かづの土地改良区臨時総代会が開催されますこと心よりお祝い申し上げます。田口理事長様をはじめ、総代の皆様には日頃から鹿角の農業農村整備事業の推進にご尽力頂くと共に、県の政策について格別のご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
現在の農作業の真っ只中と思いますが、4月の日照不足、降雨等によりまして栽培管理についてご苦労されていることと思っております。今後の安定した天候や自然災害がないこと、そして実り豊かな収穫の秋を迎えられることをご祈念いたします。
さて、県では生産性の高い農業経営を実現するため水田の大区画化、農地中間管理機構による農地集積、園芸メガ団地等の産地づくりにおいて三位一体で秋田型ほ場整備を推進しています。令和7年度は、毛馬内北部地区におきまして、面工事が始まっておりますが、区画の拡大、用水路等の整備と共に高収益作物としてばれいしょの団地化に取り組むこととしております。水田をフル活用した複合経営の強化に努めて参ります。
また、農村地域の強靭化対策にも取り組んでおり、老朽化が著しい農業用施設を更新するため、市街地をながれる花輪大堰の水路整備、一の渡地区および十和田南地区の両頭首工の全面改修、末広堰地区のゲートや水路の改修など用水の安定供給と共に、大雨や洪水などの自然災害の防止や被害の軽減をはかってまいります。これら五地区の事業効果の早期発現に向け計画的な工事発注に努めている他、新規の事業要望地区についても採択に向けた調査や計画の実施に向けて引き続き支援してまります。
農業農村整備事業は、食料の安定供給、農村地域の防災減災など、地域農業や農村集落の土台を支える重要かつ必要不可欠な事業であります。今後とも皆様の命、暮らし、活力を支える魅力ある農村地域の創造に向けて、ハード、ソフト両面から積極的に支援してまいりますので、組合員の皆様におかれましては一層のご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
結びになりますが、かづの土地改良区の益々のご発展とご臨席の皆様のご健勝ご活躍を祈念もうしあげまして、お祝いの言葉とさせて頂きます。本日は誠におめでとうございます。
【鹿角市長あいさつ】
本日はお招きいただきまして誠にありがとうございます。まず令和7年度かづの土地改良区総代会が盛大に開催されましたことを心よりお慶び申し上げます。
皆様におかれましては日頃から鹿角地域の農業推進はもとより、市政の各般にわたりご理解ご協力を頂いておりますことを厚くお礼申し上げます。
さて昨今は、担い手不足による遊休農地の増加、農業生産基盤の老朽化、資材の価格高騰なども重なり農業を取り巻く環境は厳しい状況にあると認識しております。このことから、農業農村整備事業の推進母体であります土地改良区におかれましては、既存施設の維持管理に加え、農地中間事業の連携や、高収益作物等の導入など農業情勢に即した取り組みが期待されています。市としましても、農業農村の活性化や農業所得向上のため農業農村整備事業を推進しておりまして、特に昨年度の県営ほ場整備事業に採択された毛馬内北部地区については、今年度から基盤整備工事が始まる他、他地区でもほ場整備の機運が高まっております。また、頭首工などの基幹農業水利施設の老朽化対策についても秋田県と協力しながら進めてまいります。
今後とも皆様と連携を密にしながら持続可能な鹿角の農業実現に向けました振興策を講じていきますので、一層のご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。結びにかづの土地改良区の益々のご発展と皆様へのご健勝とご活躍を祈念申し上げまして挨拶とさせて頂きます。
【提出議案】
議案第1号 令和6年度事業報告について
議案第2号 令和6年度一般会計収支決算について
会計監査報告
議案第3号 令和7年度地区編入及び加入金について
議案第4号 定款の一部改正について
議案第5号 維持管理計画書の変更について
議案第6号 令和7年度一般会計収支補正予算(第1回)について

